ADHDのボクらって、自分のことを過小評価しすぎじゃない?その2

この記事は前回の続きになるよ。

もし見ていなかったら、前回の記事から見てね。

ADHDのボクらって、自分のことを過小評価しすぎじゃない?その1

2018年10月8日

前回の話で、過小評価をしてしまうワケは自分のイメージと現実とのズレが原因だと紹介した。

人間っていうのは人生で経験を積めば積むほど、色々考えてしまう目の前の人を過小評価したり過大評価したりしてしまう。

これって実際の相手とズレることがあるから改善したい。

そこで私はあなたにオススメすることは”考えないこと”だと言った。

なぜなら相手のことを考えること自体が間違いだからだ。

あなたが経験してきた今までの人生を否定することはできない。

だけど人生経験を積んだからといって、相手のことを正確に理解できるとは限らないよね。

ほらADHDの人ってバランスをとることが苦手だからさ。

過小評価しすぎたり、過大評価しすぎたりしてしまうんだ。

だから相手のことは考えるべきじゃない。

相手と1分1秒話をすればするほど、相手に対するイメージができていくけどね。

気にするべきは実際に相手が話すことだったり、していることだよ。

あなたのイメージどおりに動かなくても、現実に相手が話していること、していることが正しいんだ。

過大評価している人がいるなら、1度その人の言動を見つめ直してほしい。

あなたの個人的な意見を抜きにして、その人の仕事ぶりを見るんだ。

素晴らしい仕事をしていると思っていたとしても、その人はその人のしごとをこなしているだけかもしれない。

また過小評価している自分のことを見てみよう。

よくミスをしたり、やるべきことを忘れたりしているからダメダメだと考えていると思う。

でもミスをしつつも結果的に仕事ができていることが多い。

実際に仕事ができていることが多いなら、”まったく仕事ができない”わけじゃない。

むしろあなた自身が思っている以上に仕事ができているんだよ。

あの人はすごいとか、自分はダメだとか個人的な意見を考えるほど、そのイメージに引っ張られてしまう。

でも被害妄想はリアルではないんだ。

現実に言った言葉だけが真実で、あなたが頭の中で考えていることは現実に起きていることではない。

考えても正しいことが、わからなくなるだけなんだよ。

それよりも、もっと目の前の相手が話す言葉に耳をかたむけてみて。

今までの相手の話がどうだったとか、人生経験からいってこう対応すべきだとか難しいことは考えずにさ。

相手が話をしている

何も考えずに聞こう

余計な意見を入れずに返事をしよう

この3ステップを試してほしい。

そうすれば他人のありのままの姿を見ることができて、話されたことに答えることができる。

過大評価された他人の姿なんかじゃなくて、等身大の相手と話ができる。

そうしたら現実とのズレがなくなるよ。

この記事を仕事の休憩時間に見ているならぜひ、今日から相手の話を何も考えずに聞いてみて。

必要以上に他人が怖くなくなるからね。